WASOU

和装

No.たんせむ七十一番桜立木文様
LINE色打掛

江戸時代のファッション誌とも言われ、着物のカタログでもあった「ひいながた本」のひとつである、「たんせむ雛形本」七十一番をモチーフに制作した打掛。
画面の右から左へ大きく枝を伸ばし大胆に描かれた桜は、勢いある美しさをそのままに、二条丸八だからこそ成し得る総絵羽で文様が切れることなく織り成しました。
深い鉄紺地に浮かび上がるように淡くあしらわれた花々は、満開の夜桜のように清廉とした華やぎに満ち、糸の存在感と金糸金箔の輝きが上品な印象を。
随所には熟練の職人による金駒刺繍をあしらい、より格調高く婚礼にふさわしい趣に満ちています。桜は春の象徴。そこから人生の春である婚礼にふさわしいとされ、多くの和装に用いられてきました。
定番のモチーフともいえる桜を、江戸の美意識と配色、技法で新たな魅力をまとい、織り上げた一品です。

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